NoiminのNoise

競技プログラミング (多め) とWeb (たまに) ,自然言語処理 (ブログではまだ)。数式の書き方を一気に KaTeX に変えようとして記事を全削除してインポートし直すなどしたので,過去にブックマークされた記事は URL が変わってしまっている可能性があります…….

2017年を振り返る&2018年の目標

あけましておめでとうございます. Twitterで繋がっている皆さんが振り返り記事を投稿しているのを見て,私もやってみたくなりました. が,新年に余裕で間に合いませんでした. この記事を書き始めた地点では2017年だったので,あまり気にせず書き進めることにします.

2017年の振り返り

 研究室に配属され,研究室中心の生活を送るようになりました.いつどんな出来事が起きるか予測できず,目標を立てることも立てた目標を達成するのも難しい年でした.ただそのぶん,自分の世界が大きく広がったように思います.

競プロ

年初に立てた目標をほとんど達成することができませんでした.研究室関連のタスク(勉強会の準備とか,論文を読むとか)とどう両立していくか悩んだ結果どちらも中途半端になっていた期間がだいぶ長かったように思います.AtCoderのレート変化のグラフにもそれが現れていますね.

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1年のレート変化は次の通りです.

TopCoderにいたってはレートが下がっているという始末…….なんとかレートを上げることができたAtCoderCodeforcesでも,来年は倍以上の上げ幅を達成したいです.

これだと残念な話ばかりに見えますが,CODE THANKS FESTIVALに出られたのはとても良かったです.CODE FESTIVALの枠が半減していることを知ったときはどうしようかと思いましたが,CODE THANKS FESTIVALがあったおかげで今年もオンサイトに行くことができました.CODE THANKS FESTIVALで出会った人々に触発されたのか,もっと競プロが好きになりました.来年は競プロの年にしようと決意できたのも,CODE THANKS FESTIVALのおかげだと思います.

研究

※前半はほぼ泣き言です

高専の頃からずっと入りたかった研究室での生活がスタートしました.が,慣れるのに結構時間がかかりました.

特に勉強会が始まった2月から夏休み前くらいまでは,「同期や先輩はかなり優秀な方々ばかりで,所詮田舎の高専のゆるい学科の卒業生にすぎない私はとても敵わない,研究室のタスクもどんどん溜まっていくし,私はこの研究室でやっていけないのでは?」と卑屈なことばかり考えていました.そこそこ自信があったインターンの選考に落ちたのも泣きっ面に蜂でした.周りに劣等感を覚えることくらいは覚悟して希望したつもりでしたが,覚悟していてもやはり辛いものがありました.

これに関しては,それぞれ自分の研究が始まって自分と同期を比べてしまう機会が減ったこと,研究室の人間関係に慣れてきて精神的に余裕が持てたこと,妥協する覚悟を決め自分が本当にやりたいこと以外は妥協すると決めたことなどから徐々に気力を取り戻しました.研究室がプレッシャーを感じる環境でありながらも優しい世界であったことも大きな救いです.研究室でめそめそしてたらボスが話を聞いてアドバイスをくださったり,疲れていて何かやらかしてしまったときには同期や先輩が寛大な心でフォローしてくれたりしました.(この段落一応追記しました.私が勝手にアレになっただけで研究室はホワイトなので……)

他大のとあるプロジェクトへの短期滞在(この時にその大学の競プロサークルの方々の練習会にも参加させてもらいました.ICPCに参加したくなりました),国内の研究会への投稿と学生発表奨励賞受賞など,B4から多くの経験をさせていただきました.

自分の軸みたいなものがまだ見えないので,B4残り3ヶ月,その辺りが少しでも見えたらいいなぁと思いつつ言語処理学会年次大会の予稿を書いて……いません(新年から頑張ります……).

その他

今年は色々と充実していました.

実は夏休みに,IBM メインフレームコンテストに参加していました.Part3まで全部解くと優秀賞確定,全部解いた人の中で最も優秀な3人が最優秀賞という仕組みでしたが,私は優秀賞でした.来年は最優秀賞とってニューヨーク飛びたい.表彰式で出会った人々は,以後どんなプログラミング系イベントに参加しても遭遇するのでびっくりです.

それから,JPHACKSに出場してAward Dayに出ました.最後まで出場を迷いつつ「チーム組む人もいないしまあいいか」ぐらいに思っていたら締め切り直前に誘ってもらえて,NagaraMeshiというWebアプリを開発しました.プロい先輩方から多くのことを学びつつ自分なりの貢献もできたので本当に楽しかったです.

他にも,某企業の理系女子学生向けのプログラム(キャリア支援系)や女性C/C++erコミュニティLadies++の競プロイベントにも参加しました.

2018年の目標

2018年は競プロ > 研究 >>>>>> その他くらいの勢いやっていきたいです.

競プロ

こんな感じで.

他にも企業コンテストのオンサイト行きたいとか色々ありますが,上記が達成できれば自ずと達成されるでしょう.

私は修士取った後就職するか進学するかまだ決めかねているので(多分就職しますが),今年というか2018年度は企業コンテストの就活枠が確実に使える最後の年です.そういう意味でもモチベは保ちやすいでしょうし,何よりICPCに出られるのは今年が最初で最後なのでとにかく後悔のないよう精進していきたいです.

研究

研究関連は目標立てづらい…….

とりあえず週20時間は研究関連のことに費やしたいです.(できるのか?)

あと国際会議に通したい.できれば2本.

その他

  • メインフレームコンテストで今年こそ最優秀賞を……
  • JPHACKSは今年もAward Day行きたい
  • 人前で泣かない
  • ちょっとは人の痛みに寄り添える人になる

あとは思い出したら書き足します.

2018年もよろしくお願いいたします.